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党員用討論欄

なんとも不思議な「つくる会」の教科書採択

2005/07/28 長壁 満子 40代 金融

 先日、栃木県で「つくる会」の教科書が採択され、びっくりしていたが、なんと、今日は都教委が中高一貫校など25校むけに、悪名高い扶桑社の教科書を採択したという。
 昨日、両国高校出身の藤田秀雄さんらの「つくる会」教科書採択するなーーの記事をしんぶん赤旗で読んだばかりである。そのすこし前は、都立高校出身のOBや先輩の若者が「後輩に使わせたくない」と、声をあげていたことに、感銘を受けたものである。  なのに、どうして、こうなのだろうか。
 都議選がおわり、都知事はけっして、優勢どころか、数々の問題が山積し、その数々の差別・暴言で、フランス語学者からも訴えられている。扶桑社の教科書会社と「つくる会」の間には8000万だかの金のヤリトリもあると聞く。
 養護学校に強行導入して、その批判の声は途絶えることもなかったし、共産党対オール与党の都議選は、経済誌「ダイヤモンド」でさえ触れられていたという。
 どう見ても、石原氏の劣勢は明らかなのに、どうして、こうなるのか。
 共産党は、つくる会の教科書問題を具体的に言い出したのは、選挙後である。先日も、こちらの支部会で問題にしてみたのだが、意識は薄かった。今は、「つくる会」こそが大問題だという私とは、明らかな溝があった。挙句の果て、「長壁さんはどうして、よその活動ばかりするのか」という。確かに、新聞配達も入党時の約束でやっていない。皆さんの配達のご苦労をおもうと、頭が下がる。だが、私からすれば、どうして、新聞配達所ばりで、息切れ寸前、肝心の新聞も読む時間もないような党活動でいいのかーーと疑問がわく。
 日常の戦争の危機感を訴えても、地区委員会か党か知らないが、問題外のものは、眼中にもない要である。ビラ配布も、民青の青年の逮捕も、それぞれ別問題のごとく、話題にさえならない。
 葛飾区の教科書採択がせまっているが、今日、葛飾区議会共産党からきたものは、「アスベスト問題」と、赤旗まつりの案内であった。
 いろいろ、問題はありすぎるけれども、優先順位というものがあるのではないだろうか。どうしても、譲れないものがあるのではないだろうか。
 結局、共産党というところは、佐高氏が脱退しなければならないようなところであり、脱退した藤岡氏が「つくる会」の急先鋒をいくというような下地があるということだろうか。
 なんだかとても、疲れるのである。
 共産党の抜本的な意識改革が必要なような気がする。
 ここでも、散々ふれられていたが、党中央は、もう少し、謙虚になって、党員及び外部の意見を聞くべきである。
 裸の王様は、もう、いいのではないか。
 秋の区議選は、「つくる会」一本でいったらどうか。
 そのためには、紙上のパフォーマンスに終わらせるのではなく、全国の支部に、今からでも動員をかけ、教科書問題を訴えたほうがいい。「君が代・日の丸・つくる会」これほど、明らかな戦争シナリオを、気づかぬフリをするのは、犯罪的である。
 全国で憲法9条の会立ち上げときくが、憲法こそ、そして、準憲法といわれる教育基本法こそ、今、命をかけて守らねばならない時である。共産党が、反戦の党であるというのなら、内実を示してもらいたい。
 すくなくとも、ここ、葛飾区では、共産党は裸の王様である。
 亀有警察然り、平澤氏しかり、因縁の地であるというのにである。