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党員用討論欄

お返事  民主集中生様、ロム3様、松岡様へ

2006/03/21 人文学徒

 初めに、5日付の民主集中生さん
 大変「あたたかい」おたよりをありがとう。「弱音」はもー随分昔のこと。今回も「質問状」への「返事」はないようですが、これも半ば慣れっこ。ただ「こういう何人かの真摯かつ重大な質問にも応えないのだ」ということを皆で確認しあえたという事実は残せたわけで、それだけでも意味はあったと思っています。あなたが強調する宮地健一氏のサイトにも、僕のこの「質問状」関連さざ波投稿のうちの二つが、僕の他の二つのさざ波投稿に加え並べて掲載されたことでもありますしね。前の二つのうちの一つは2月に出したあなたと松岡さんへのお返事なんですよ。僕は驚きましたけど、あなたはご存知でしたか。「24回大会」の章にあります。
 なお、ここさざ波のアクセス数を増やし、民主集中制をなし崩しにするという件、なかなか困難なようですが、僕はまだまだ努力してみます。「質問状」運動にはそういう狙いもあったんです。また新たなこういう「実践」を考えてみます。他の投稿者の方々もさざ波を利用するだけでなく、もっと参加者を増やして欲しいんですけどね。そういう実践報告でもしあいませんかね。僕も立場上滅多な人にはアクセスを頼めませんが、今までに7~8人の人に読者になってもらったでしょうか。こういう人々が引き続き読む気が起こる投稿とは、やっぱり意見や批判というよりもおっしゃるように実践的な物なんでしょうね。集中生さん、こんなところが当面の僕のお答えです。

12付けのロム3様
 ご意見とご忠告、有り難うございました。
 僕の言葉として上げられた「一般党員はみんな立派な、優秀な人だ」についてですが、そういうことを言った覚えはありません。ヒューマンで献身的という意味で立派な人が比較的多い集団だと思うとは言いましたが、優秀という言葉を使った覚えもありません。またこうも言いました。「生活営為が立派でも政策、方針としては中央の言葉をそのまま語っているだけの人が多かった。でも、言葉は変えられても生活営為はなかなか変えられないもので、ぼくはそこを重視する」とも。また、僕も真っ赤になって怒るタイプの人は嫌いで、苦笑いの人のが好きでしたね。僕流に言うと、前者は言葉中心で生きているような人で、あなたが言うような「他人の痛みが分からないタイプ」でもありましょうか。後者は例えば、生活というものを見ることができるから言葉だけにストレートに反応はしない人という理解もあるでしょう。「あなたの生活を見てあなたを信頼しているから、そのキツイ言葉にも苦笑いするしかない」という感じかな。以上の知見は、僕が属してきた二つの大きい要求団体(いずれも党の影響力の強いものです)での全国的な経験からのものです。ただし、今の四十歳以下の党員の方々についての知識は、僕には極めて少ないです。つまり四十歳以上の党員についての知見です。
 最後に一言。貴方の投稿はいつも結構面白いのですが、以上のように思いこみで物を言う時もあり、これは良くないと思います。文章をよく読まずに感で断定したりする。あるいは以下のように定義をはっきりさせないで大きな断定をする。マルクス主義とレーニン主義のことですが、あなたのいつもの断定とは全く違って不破哲三よりも宮本顕治のがはるかにレーニン的なんじゃないでしょうか。マルクスとレーニンとの「哲学」をどう理解するかにかかってくるのですが、まず間違いないでしょう。レーニンの方がはるかに「弁証法的唯物論体系」に馴染みやすいし、レーニンに比べればマルクスのほうがずっと「実践の哲学」という感があります。新日和見主義事件も民主主義文学同盟「中国問題風化」事件もミヤケンが大元と僕は考えてきました。こんな事件はマルクス的というよりもはるかにレーニン的ですし、不破ならばまず起こさないものだと僕は考えます。

5日付けの松岡様
 僕にとってちょっぴり貴重なニュースでした。さざ波への党の対応がほんの少し変わったかという印象です。ただ「規約に基づいて」とは、中央の意見と違ったことは述べられないということですよね。例えば「民主集中制は良くない」という自分の意見を所属支部以外で明言した人をば、除名にできるんですよね。そして厳密に言えば、細々と中央の見解を調べないと何も発言できないという組織ではありますよね。異論は総て所属支部内でしか述べられない。この害の大きさを僕は言い続けているわけです。