筆坂本の評価について、山田様の意見に同感です。
私が特に頭に来たのは、浜野副委員長の「以前にも党から転落した人は同じ様な批判をしてきた」というような批判をしている点です。なぜ、共産党から転落した人は同じ事を言って党を批判するのか、そういった裏切りが後を絶たないのか、自らに問う姿勢が何も感じられません。
本当に必要なのは相手を非難する言葉ではなくて、相手の批判から自らを省みる真摯な努力です。
十五年ほど前に村岡到さんの稲妻グループに関わっていたのですが、その頃集まってくる批判的な党員は宮本氏の悪口を言って不破氏の方がまし、という感じでした。今回筆坂氏の言う不破氏の志位委員長いじめの話は、それの焼き直しみたいな印象です。
宮本時代には宮本が悪者で、宮本がやめれば不破を批判する。次には志位が批判されるのでしょうか。問題は個人の資質ではなく、党の体質です。トップに立つものを非難しても仕方ありません。
解決方法は党内にフラクションを認めることしかないように思います。各フラクションが対案を公表して論争する民主主義が必要です。