赤いたぬきさん、各項に賛否を付けての丁寧な返答ありがとうございます。
ただ、少しすれ違っているかなと感じる点もあるので私の1/8投稿の意図を説
明させてください。
DCに関する理論的、歴史的レベルでの議論はここでの多くの有益な議論を通し
ても決着していると思っています。しかしDCを支える神話はまだ党員の中に力
を持っています。
この中で、どうやってDCを廃棄するか、脱DC化を実現するか、について議論
はまだ少なかったように思います。私のここ数年の関心はここにあります。
1/8投稿はここでの一定の自分なりの発見(!)を「思い至った」という言い
方で述べたものです。党の運営に何か重大な欠陥があるとは思っていない人にど
うやって分かってもらえるか、この突破口を、脱DCへのノウハウを探したいの
です。このような観点から見て今まで軽視ないし見落とされていたコトがなかっ
たかを皆さんと議論したかったのです。
再度要約すれば以下です。
①DCの負の役割を理論的に提起しても党内では聞いてもらえない、議論になら
ない。
DCの評価から離れて「意見交流の促進」に絞って実現を図る。
②自力&活力低下の改善策の重要なポイントとして意見交流を位置付けてこれの
促進を機関全体として推進するように要望する。
③機関の役割、機能として支部を超えた意見交流のパイプ役を果たすように要望
する。
④機関に設置するこの交流パイプに必要な人的経済的技術的援助を買って出る。
⑤意見の交流はDC規約のどの条項にも触れないばかりでなく、党の統一性を妨
げるものでもないこと、活力を生み出すものであること、さらにはDCで選択で
きる範囲を超えた基本的人権であることも訴える。
⑥脱DCは意見交流が盛んになったときに初めて現実味を帯びるのではないか。
現在、「党には何か大きな誤りがある」と感じている党員にしか脱DC化の訴え
は届かない。脱DCは意見交流が進んだ段階で多くの党員の選択として議論に上
るでありましょう。
以上です。