今回の大阪府知事選挙は、横山ノック前知事のセクハラ事件から、女性の人権をまもることと関西空港の2期工事や安威川ダムの大型公共工事の見直し、また府立高校の授業料の値上げ、府立高校の統廃合の中止などを争点にした選挙でした。
太田房江氏や平岡龍人氏は、横山府政を批判するどころか支えていることが明らかになりました。選挙戦最終日には、勝共連合がビラを印刷して創価学会がまいた「反共謀略ビラ」が全有権者向けにまかれていました。このような自自公勢力と「明るい会」のたたかいになったときに、社民党が自主投票になり、門真市会議員の戸田ひさよし氏や茨木市会議員の桂睦子氏が無党派の立場であじさか真候補の支持を表明するなど1970年代から1980年代には考えられない状況になりました。
今回の私の経験では、支持拡大をしても「赤旗」読者にはうけはいいのですが、単なる支持者はもう一つ反応が良くありません。いい経験の話を聞いても「支持拡大数が100から200票まで読んだ」といっていますが、少し実態が違っています。
四月の選挙のときよりも、あじさか真氏が10万票増やして100万票を越える票を獲得し、太田候補が横山氏の得票よりおよそ100万票少ない138万票しか取れていません。
私自身が仕事で忙しかったので、最後のビラまきを断っていました。そして久しぶりに居住党員の方と会うと冷淡な態度を取られたりいやみを言われたりしました。
最終的には、私の友人に支持拡大をしたりはしましたが、投票日当日の棄権防止の電話はしませんでした。
もう少し「明るい会」の選挙活動は、一人一人の身体的・精神的負担がかからない、自分の周りのつながりを生かした支持拡大を保障して保障して欲しいです。ビラも200枚以上にしないとか、お互いの特技や趣味を生かした運動にしてほしいです。そうしないと私は今後「明るい会」の運動にやる気をなくします。