中途半端な投稿になりますが、最近の投稿欄をみての感想です。
タケルさんへ
統一戦線について、「統一戦線はそれぞれの段階の課題で一致して政権を獲得することを視野に入れた広範な戦線です」と言いますが、そのような解釈は初めて聞きました。じゃあ、例えば反核統一戦線という場合は、反核の政府を作ることを視野に入れた広範な戦線なわけですか?
民主党について、「そして一定の変化があれば、政策協定を結ぶことだって可能です。中央はそのために主体的に努力してきたのです」と言いますが、どのような主体的努力をしてきたのでしょう? 頼まれもしないのに一方的に首相指名選挙で投票するとか、党首会談するとかですか?
話は変わりますが、大阪で行なわれた経済懇談会には、日本共産党の議員が経済界の連中に足を運んで人を集めました。党の貴重な資金や人力が、困難な局面にある各方面の運動のためにではなく保守票の掘り起こしのために使われているということです。まさしく、これがタケルさんのいう「主体的努力」というわけです。
BTOさんへ
「平和、福祉の運動で頑張っていた人」が離党、「今度の選挙では小選挙区は民主党の候補に入れる」という先輩党員・・・今の党の現状を象徴しているかのようです。現指導部やタケルさんのように、自民党政治を部分的に変える連合政権に参加・・・という方向にすすむならば、これまでの運動とはいずれ矛盾をきたすことになるでしょう。またそれが目標ならば、共産党が躍進するよりも、民主党に安定多数を取ってもらうほうが近道ということになります。BTOさんの先輩の選択は、現指導部の考え方を突き詰めたと言えるのではないでしょうか。
川上さんへ
いつも共感をもって読ませてもらってます。
この間の不破発言をみていたら、民主党主導政権に入閣するための障害を次々に取り除いているようですね。自民党政治の一部を打破するだけの政府なら、当然安保も堅持だし自衛隊もそのままで有事の際には使用することにもなりましょう。消費税も存続、しかも民主党の反発を買いそうな税率を下げる政策よりも、一致点に予算配分という政策になりますね。論理的必然というものです。すべては一本の糸で結びついています。
あきれてものが言えませんが、あえて一言いうなら、もともと「暫定政権」のはずだから、有事の際には連立解消になるんじゃないでしょうか? でも、そうではないとすると・・・もはや不破氏は「暫定政権」以上のものを目指しているのでは? 鳩山氏は共産党との連立拒否の理由に、共産党のように考え方の違う党と連立政権を組むとすぐに崩壊するということを述べていますから、それに対応しようとしてるのでは? 私は最近、そう思い始めています。