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党員用討論欄

政権交代は待ったなしです!

2000/6/19 らせん階段、20代、団体職員

 いつも「党員用」「一般用」投稿ともに興味深く拝見しています。
 さて、いよいよ総選挙の投票日まで1週間をきりましたね。選挙戦が進むにつれて、各政党の政策がマスコミを通じても明らかにされていますが、自民党、公明党が紛れもない「消費税増税」の立場に立っているのがはっきりしてきました。
 昨日(18日)のテレビ番組では、公明党の神崎代表が「消費税率引き上げは全く考えていない」と発言した後、司会者から突っ込まれると「今のところは…」と濁してしまいました。代表自身、昨年から消費税の引き上げを明言していたので、やっと本音を出したなという感じです。自民党は言わずもがな、ですね。みなさんご存知のように、消費税は逆進性の高い不公平税制です。政府税調は、7月にも「10%へ」の答申を出すようですし、将来的には15%を考えているようです。旧態依然とした大型公共事業中心の景気浮揚策や、「経済安定化のため」と称する何十兆円もの金融機関への税金投入など、国民の暮らしに背を向けたムダ遣いを放置したままの増税策。
 しかし、今回の選挙では与党は争点として掲げていませんね。私達の暮らしに大きな問題であるのにもかかわらず…。思えば、89年の導入時、97年の5%引き上げ時も直前の国政選挙ではっきり訴えていませんでした。国民・有権者を欺く大変なごまかしです。与党は、民主党の「課税最低限引下げ」「消費税7%」を「弱者いじめだ」と批判していますが、庶民の味方づらをしている与党は相当悪質です。特に、公明党は「社会的弱者の立場に立つ」事を今もやめていません。にも拘わらず、弱者いじめの極みである自民党政治のアクセル役を果たしています。みなさん、はっきりとした審判を下しましょう。
 私自身、今回の選挙で多くの人に電話で支持を訴えると、今の国民生活に冷たい政治に対する怒りの声が多く聞かれます。しかし、その思いが共産党への支持にはまだ届いていない。公職選挙法のたび重なる改悪で、政治がますます国民から遠ざけられているなかで、積極的に共産党の政策を伝えていければと日々取り組んでいます。
 自公保3党の連名の野党への中傷ビラや、出所不明の共産党に対する誹謗・中傷ビラが自宅ポストにも入ってきます。与党は「神の国発言」に関わって、政策論戦をしようと言っていますが、その裏で政策そっちのけの誹謗・中傷を繰り返す。そんな恥知らずな人たちを一刻も早く政権からひきずり下ろして、少しでも政治を良くしていくため、党員の方も、共産党を応援される方もここで大いに議論して、大いに周りに共産党支持を広げましょう。少し良くするだけでも、やはり共産党を大きくする必要がありますから…。