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党員用討論欄

総選挙について思ったこと

2000/6/23 山本、30代、会社員

 今回の選挙については選挙事務所や後援会事務所には行かずに、家で手紙を書いて支持のお願いをしたり、家の電話で支持を訴える話をしています。ビラはほとんど配っていません。急なビラのお願いの連絡が多くて困っています。選挙事務所で知人・友人に支持訴えの対話をしたいのに、党の側は「先にビラまきをしてくれ。そうしないとみんなから白い目でにらまれる」と言われました。私は「別に結構です」と断りました。
 党の活動家が土曜日や日曜日に電話がかからないように留守番電話や不在者投票でなるべく出ない体制を取ります。日本共産党のベテラン活動家は「近所づきあいはほどほどに、職場や大学での付き合いはほどほどに、遊びやレクリエーションは暇があればしなさい」と友人や知人の横のつながりよりも団体のつながりを重視している以外に考えられません。
 私が居住支部の会議で「日本共産党と社会民主党、新社会党などの野党がそれぞれ候補者調整をして公認・推薦で自公保連立政権と対決したほうがいい」と提案すると、ベテランの元財閥系の企業で働いていた女性党員が私に「あなたの提案は単なる数合わせの野合です。共産党が伸びることが野党共闘の実現の力になる。あなたはマスコミの論調と同じだ」とまるで戦前の「社会ファシズム」論といっしょで「共産党!命!」とも言える意見といえます。
 本当に日本共産党が政権を確立しようと思うなら、野党と対話できるだけの抱擁力を身につけてほしいと思います。