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党員用討論欄

100点じゃなければダメですか?

2000/6/25 メーデー、30代、農民

 歴史的な選挙が行われる日に少し記念に書いてみます。

 BTOさんへ  友人が離党されたとのこと。ショックもおありでしょう。組織の方針にいくら賛同していても実際の活動を共にする人々との協調がはかれないことは、ままあることでしょう。そういった事例は身近に耳にします。そしてそれがひいては組織への不信へと発展するということも残念ながら少なくないようです。
 日本共産党は、ヒューマニズムの党です。しかし、完成された人間の集団ではありません。綱領や決定に団結はしていても、その具体化や理解には、差があり、支部ごとに多様な活動形態があります。その支部に、どうしても馴染まないということもあるかもしれません。そんな時、その支部を改革するということも党員に課せられた任務でしょうが、どうしてもというときには、他支部やグループへの転籍を認めるような措置もあっていいのかもしれませんね。

  みなさんへ

 このHPを見ていて全体の投稿ならびに編集部の論調に共通して感じることですが、100点満点を求めすぎていませんか? 「この組織を愛しているから満点を求めるのはあたりまえだ」という意見もあるでしょうが、「かわいさあまって憎さ100倍」になってるような意見も見受けられます。先ほども書いたように、あくまで不完全な人間の集団です。でも今の社会をより良くしたいと思う人間の集団です。75点の日本共産党に対して、足りない25点を攻撃することが、40点以下の政権与党に利することになっては、本末転倒ではないでしょうか(25点への建設的な批判はあってしかるべきですが……)。
 僕自身、未来永劫日本共産党を支持しつづけるかどうかは、わかりません。民主連合政府の連立相手が何党かわからないように、今はまだ無い政党が、僕の思いに一番近くなることもあるかもしれません。しかし今は、政治的力関係から言っても、現実的に社会を変えるということからいっても、日本共産党に希望を託することが一番確実な方法ではないでしょうか。絶対的な存在でなくても「ベターな手段」として日本共産党を大きくすることが、今緊急の課題だと思うのですが、いかがですか?