投稿する トップページ ヘルプ7月21日の「しんぶん赤旗」に、6中総における志位書記局長の報告と結語が載っています。これを読んであらためて気になったのは、労働運動や市民運動についての論及が全くないということでした。かつて、「2本足の活動（大衆運動と党建設）」が強調されたことがありましたが、今回の選挙総括（の基本的方向）においては、党建設の弱さだけが指摘されていて、党の大衆運動への取り組みの弱さについての反省が見られないのです。「21世紀の早い時期に民主連合政府を」と言われていますが、労使協調路線が労働運動の大勢を支配している現状の変革を正面の課題に据えることなくして、党建設と選挙活動だけでこれを達成することができるとは思えません。ここには、悪しき意味での「議会主義」があるように思われます。そして、それが「さざ波通信」でも論議されているような様々な右寄りの偏向を生んで、選挙活動それ自体にもマイナスの影響をもたらすことになった、とは言えないでしょうか。