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生活協同組合氏がいうように「決別がはじまった」なる状況とはとても思えない。特に日本のように、生活協同組合が西欧に比べても容易に市場の競争に飲み込まれやすい構造になっているところは、ほとんど大手スーパーなどと変わりが無いような大規模生産・大規模消費を展開する方向にかたむきがちで、営利主義、組織的な腐敗を生み出しやすいのではないか。マスゲー氏が指摘するところの腐敗は、組織内部、協同組合とは言えども実態的には存在するはずである労使関係などが機能せず、かかるものの存在の上にある緊張関係をもって経営を監視していくというシステムが確立していない所に問題の一端があるのではないか。これはいわゆる「民主経営」一般にも言えることかもしれません。
それにしてもマスゲー氏、そんなに厳しくいうこともないんじゃないかな？
あと「新日和見主義」と生協運動の「ねじれ」とは一体何なんでしょう？ そもそも関係あるんでしょうか？