遂に第六回中央委員会総会において、11月党大会が提起されました。
前党大会以来、いわゆる「政権論」にはじまり、日の丸君が代問題、自衛隊問題、天皇問題等々、組織内部での討論をすっとばした形での党執行部の勝って気ままが続いてきました。
しかも選挙では後退しました。
今回の党大会では、従来にもまして、これからの共産党のあり方、目指すべき社会の再確認が問われている、そしてこの間の情勢に憂い、現在の党が向かっている方向性に必ずしも組み得ないとおもっている活動家同志には、党大会を目指してあらゆる場で討論を行ない、意見をくりひろげていく責任があると思います。
ところで前回大会までは「赤旗評論特集版」号外において、自由な意見の掲載が保障されていましたが、あれが廃刊になった現在、どういった手段で党内民主主義の保障を行おうとしているのでしょうか。まさかああしたものはもう行なわないというわけではないでしょう。前回の党大会における「特集版」の中の議論でも、アメリカ帝国主義の「帝国主義」の言葉を使う使わないで議論になって、一定の意見の反映を見たような記憶があります(間違っているかな?)。ああした場を積極的に活用し、内外に意見を公にしていくことは、結構な規制力になるんじゃないでしょうか。
また、この間のインターネットの普及を鑑みても、党のホームページに掲示板を設置し、意見をのせられるようにしていくというのもより党内民主主義を保障する上で好ましいのではないでしょうか。
さしあたり同志のみなさん、せっかくのこうした場がなしくずしてきに無くされないためにも、積極的にその存在の意義をまわり、世間に宣伝し、参加を呼びかけていくことを提起します。