先週の支部会議で、参加者が6中総を読み合わせしました。私が6中総四で感じたのは自民党と公明党、保守党の連立与党が減ってたのに、日本共産党が「謀略ビラ」の影響による議席と得票減を分析しています。日本共産党が「謀略ビラ」だけでなく安保廃棄や大企業の横暴に対しての革新の路線を示せなかったために有権者や支持者から見放されたからだと思います。
それと「無党派からの日本共産党への期待と組織の力量とのギャップ」が取り上げられています。しかし、このことは私の居住支部でも当てはまります。党員の平均年齢は50から60歳代です。この年代の党員は近所での町内会やPTA、婦人会、壮年会、老人会などの付き合いが少し少ないために有権者との結びつきが絶たれています。最近の共産党員は近所づきあいがないようです。
大衆運動の総括がほとんどないです。たとえば、吉野川の河口堰建設反対や沖縄での米兵による少女わいせつ事件、沖縄の米軍基地の人間の鎖行動、南北朝鮮の首脳会議の国際的意義、大企業による多国籍企業化、介護保険の住民負担の軽減と介護サービスの民間参入などが今後の運動の発展について分析していません。
そして、住民の要求が有権者や支持者との対話で出していないことが最近目に付きます。
大衆運動の総括より党建設に紙面が割かれています。党建設は機関紙拡大よりも党員拡大を重視しています。機関紙はカラー化にしていますが、もう少し字が大きくすれば長時間労働から解放されたときに気軽に読めると思います。党員拡大は特に青年・学生の党員を増やすことに重点にしています。支部のベテランの党員が青年の関心や要求を赤旗だけを参考にせずに直に対話していくこと、青年向けのファッション雑誌や娯楽雑誌などを見て研究することを真摯に取り組んでほしいです。