「さざ波通信」、最近知りまして、時々皆さんの討論を読ませてもらっています。
私は、もうすぐ30年党員となる予定の、労働者です。さる事情がありまして、党籍を置きながら、党とは一定の距離を置いて、傍観的に活動しています。(事情を具体的に書きますと、私の所属が判明します。党中央の乱暴な大衆組織への介入と攻撃が、原因です。党中央が、誤りを求めない限り、私は、前線復帰をするつもりがありません。)
私が入党した70年代初頭は、政治の高揚期でありました。入党後は、若さにまかせて、がむしゃらに活動しました。党の理論学習よりも、実戦の中で体で学んできたように思います。
所属労組では、当時の「社会党」との指導権争いに没頭し、何年かかけて、労組の指導権を確立してきました。つまり、私の党活動とは、労組の中で、共産党の影響力を強める任務だと考えてきました。現在も、労組の役員をしております。従って、党籍を離脱するわけにもいかず、中途半端なまま、個人的に悩んでいます。しかし私は、基本的には、「党の綱領路線」は、間違っていないと考えていますし、ヒューマニズムの共産党(今は、そうでないかな?)が、好きです。
確かに、現在の党中央、不破委員長の言動は、ちょっと考え込む事があります。とりわけ、「天皇制」問題、「皇太后」弔意問題は、一線を踏み越えています。党の先輩が命がけで戦ってきた「天皇制度」の打倒撤廃を、どう考えるのか、また、その犠牲になり惨殺された戦前の党員にどう申し開きするのか。敗戦後の共産党の出発は、「主権在民」で有ったのであり、現在も主権在民と相容れない「象徴天皇制」の廃止が、我々の目的であったはずです。
私は、「天皇家」のテレビ報道を見るだけでも、気分が悪くなるほどの、「象徴天皇制」廃止論者です。だから、ここへの投稿をする事としました。
ここのページに書き込みますと、「離党」を勧められそうですが(笑)、今後、私の進む道は、私が決めることです。おそらく、当分、党にとどまる事となるでしょう。支部会議には、たまに出席し中央への不満ばかり述べており、次回に出席する会議には、「天皇制」問題で意見を出して、討論してみるつもりです。
まとまりのない文書になりましたが、また、書込するつもりです。