ついに「赤旗」が「さざ波」を名指しでとりあげました。中央としては「さざ波」の存在を無視でなくなったのでしょうか。あわせて、この記事を読むと、我が党が30年前のある部分での偏狭、同然さの体質はちっとも変わっていないということを内外に示しました。よく読むと、恫喝しています。これが、我が党が5%から10%の壁を超えることができなかった1つの要因なのだということが、中央の中には理解できない人が多いのでしょう。
規約違反をいうなら、すでに不破執行部は、党内情報を独占し、全党討議にも諮らず、一部の幹部しか知らないことをこの間、マスコミに流してきました。国歌・国旗法制化、消費税3%棚上げ、自衛隊の有事活用方針、そして規約改正案もそうです。これが党内民主主義でしょうか。
しかも、今回の大会議案についての意見を呼びかけながら、学習党活動版そのもの発行の事実すら赤旗に公示しないという前近代的感覚は、どういう神経をしているのでしょうか。ちっとも開かれていないということを示しています。ある同志が地区委員会にその現物を手に入れに行ったが、地区役員はその現物を知らず委員会に届いていないといっていました。笑い話にもなりません。全党討議もできずに、よくも国民的討論だといえます。
今回の「赤旗」の記事は、「さざ波」や不満分子のあぶり出しを意図し、あわせて情報操作やイメージ操作も中央はしようとしています。私たちは、間違っても兵本さんや金子さん、古くは袴田さんのような対応はすべきではありません。社会進歩の側にたった原則的な道理ある中央への批判をしていく必要があります。少なくとも、衆議院選挙の総括として、「謀略ビラ」だけではなく「我が党の民主党などへの無原則的な迎合が、結果として我が党に参議院選挙で投票した人たちを多党への投票に押しやり、死んだはずの社民党まで生き返らせてしまった」という意見が党内にあるということを示すことが我が党のこれからの発展のカギだと私は考えています。
「さざ波」については、けっこう多くの党員が見ています。私たちが真摯な討論をつづけていくことが、必ず党内の心ある党員へのメッセージになります。少なくと私のように投稿している党員の10倍以上の人々が熱心に読んでいます。
ここまで来たと言うことは、案外我が党の民主的改革の時期は近いかもしれません。いろいろいいたいことはいっぱいありますが、とりあえず、今回はここまで。