私は今回始めて投稿する一党員です。
本日の「しんぶん赤旗」第2面にある「さざ波通信」への批判記事を読み、投稿させていただきます。
この記事に対する私の感想は、すでに「トピックス」で編集部の方が書かれているものと全く同意見です。
とりわけ記事末尾にある「ニセ『左翼』集団」とのかかわりあいを示唆する箇所は、このホームページに一度も投稿したことのない私ですら、一つの「投稿」の存在をホームページ全体の性格とすり替える、欺瞞的なレトリックだと思われました。「道理」に即さないことを、我が党の機関紙が全国に発表するとは!
この記事は、ホームページにアクセスできない党員に、「さざ波」を「ニセ『左翼』集団」という偏見を抱かせることを狙っています。全国機関紙を発行する側の一方的な党内イデオロギー操作に、私は深い憤りを感じます。
この記事を読んで、私は、なおここを見ている党員の皆様に呼びかけます。
党内討論の場の一つとして、このホームページに投稿しましょう。
私は、ずっとこのホームページを見てきましたが、ここの編集部には「民主的な討論」に対する誠実さがあると思います。党に批判的な意見も応援意見も等しく掲載されていますし、掲載されなかった投稿に対しては編集部がその理由をホームページ上で明らかにしているからです。この姿勢は、理由も明らかにせず投稿の採用・不採用を決める大新聞とは異なっており、非常に誠実だと思われます。
いま、ここで試されているのは、まさに「民主主義」の実践なのです。
党機関紙による恫喝によって、一般党員がホームページでの投稿を控えることを私は危惧します。私自身は「赤旗」記事を見た上で、あえてここに投稿しました。この件に関する自分の意見が「赤旗」記事とは異なるということを明らかにするために。(無論、私は党内の会議でも発言し、民主主義を実践します。)
確かにホームページを見ることができる党員は限られているかもしれません。しかし、全国の党員大衆に訴えかける力は弱くても、民主主義の実践を行う場が今ここにあると思います。
ここは「党攻撃」の場ではなく、党内民主主義を実現する一つの場なのです。
党指導部に批判的な人も、それを擁護する人も、決議案に反対する党員も、賛成する党員も、「討論」に参加しましょう。このホームページを見ている人は積極的に投稿し、直接「討論」していきましょう。少なくとも、ここには一方的な意見だけを掲載する編集部は存在しません。
旧共産党を含んだ世界各地の左翼は、今自ら、「民主主義」を反省し、自己批判と再生を図っています。
我が国の左翼だけがその潮流に乗り遅れるのは、あってはならないことです!