どこかでもう報告されているかもしれませんし、揚げ足を取っても仕方ないかもしれません。また、もう気付いておられる方もおられるでしょうし、今の共産党になにを言っても仕方ないのかもしれません。
でも、一つだけ報告させてください。『前衛』二月号の編集後記では、今問題となっている七中総での不破氏の発言が取り上げられて、マルクスとエンゲルスは「前衛」という言葉を使っていなかったと、明言しています。
やれやれといった感じです。確か、討論集でもこの不破氏の発言に対して異論が出ていたはずですし、インターネット上では、もはや常識となっています。本当にどうしようもない頭脳の持ち主が『前衛』編集部にはおられるようですね。
川上さんもおっしゃっているように、先の不破発言は訂正するのが筋というものでした。なぜ訂正しないのか、理解に苦しみます。あのての文章は、後に独り歩きする危険性があるので、「前後の文脈で言いたいことは理解可能だ」などといってすむ問題ではないのです。
前衛の購読をやめようかとも思いましたが、今後もこの種の暴露をしていく必要があるかもしれないので、とりあえず保留にしておきます。ただ、こんなことでは、読者が離れても仕方がないと思います。