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党員用討論欄

解せぬ「しんぶん赤旗」の報道

2001/5/7 八田、50代

 皮肉なもので「しんぶん赤旗」紙上にてこの掲示板の存在を知り、初めて投稿させていただく次第です。
 さて、朝鮮民主主義人民共和国(以下「共和国」と略させていただきます)の金正日総書記の長男・金正男と思われる人物の一行が、偽造パスポートを使用して日本国内に不正に入国しようとした「事件」が大きく報道されました。ところが、わが「しんぶん赤旗」は、他の商業新聞よりも1日遅れの5月5日付けの報道の上に、2面の中程に小さな扱いで「(金正男)本人とは確認できなかった」と日本政府高官が日本共産党・緒方議員に語ったことをそのまま伝えるのみ。しかも翌6日付紙面には全く記事にしないという有りさまです。確かに表向き、日本政府は金正男本人とは断定はしていませんが、「偽造パスポートによる不正入国」という犯罪のは紛れもない事実です。しかも、あの成田空港での物々しい警備の実態を見れば、たとえ政府が否定しても「頭隠して尻隠さず」ではないでしょうか? 日本共産党は「客観的な事実がない」と言っていますが、私は、何故かプロレスにおける覆面レスラーの事を思い出しました。正体はみんな知っているのに、わざと知らない振りをする、そんな感じです。客観的に見ると金正男氏だとわかっているけど、共産党の客観は逆。しかもおかしいの<・・・(文字化け部分)・・・発表を鵜呑みにする(利用すると言うべきか)とはおめでたいというか、無節操というか。
 兎も角、小泉タカ派内閣の大失態を突く絶好のチャンスなのに小泉同様共和国に遠慮さえしている日本共産党には大いに失望させられました。「拉致疑惑」に対しても誠意の見られぬ態度にも党員として、また何より命を大切にする医療関係者として辟易している昨今です。