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党員用討論欄

実名報道しないことに価値がある


2001/6/12 革命 命、40代、会社員

青山聖さんへ
 赤旗では、容疑者の段階で実名報道をしていませんね。これは当然です。いかに現行犯であっても、うその名前などでとんでもないことになるかもしれません。また、別件逮捕や冤罪など、警察は信用にたる存在ではないのではないでしょうか。
 松本サリン事件のとき、妻が倒れて第一報をした人が、危うく犯人にされかかりました。立場は異なりますが、狭山事件、甲山事件はじめ、警察のいい加減さは目に余ります。新潟の監禁事件も、当時の首相のように運が悪かったのでしょうか。
 諸外国では、一般に、容疑の段階では、日本のように始めから犯人扱いすることなしに公正な裁判を保障している国も多いのです。いかに凶悪犯であっても、それだけが例外ではないでしょう。持っていたパスポートなり免許証なりが、盗難されたものであるかも知れません。決め手は、何でしょうか。あなたは、何の根拠で日本の警察を信用して、実名とおぼしき情報を、売らんかな精神のマスコミとともに、国民の基本的人権を守ろうとしないのでしょうか。何の根拠で警察を信用するのでしょうか。
 残念ながら、あなたの理論には120パーセント反対です。あなたが犯人としてでっち上げられたら、それでも実名報道を正しいこととして受け止めますか。