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党員用討論欄

靖国神社公式参拝に対する平山同志の見解について

2001/8/31 k,k、30代、団体職員

 はじめまして
 早速ですが貴方のご意見に一言させてもらいます。
 東京大空襲や原爆投下の直接的責任は無論アメリカにあり、決して許すわけには行きません。しかし何でそんな羽目になったか? 20年2月近衛文麿や吉田茂が降伏を天皇に申し入れにいくと「もう一花咲かせてから」と拒否、6月にも国体護持にこだわり拒否。これらのときに戦争を止めていたら大空襲も原爆もなかった。日本側にも責任があるんです。だから「つくる会」では原爆投下で終戦が早まったから平和に寄与したなどと言い、日本政府(天皇も)の責任を曖昧にしています。それどころか日本政府は原爆投下の情報を入手してたきらいがあり、現に投下直前広島の港から軍艦が全て姿を消したそうです。当局には重大な責任があります。
 沖縄戦では「戦闘の邪魔になる」という理由で住民は日本軍によって殺戮されたりしました。それどころか戦後天皇の命乞いのために沖縄を米国に割譲。その後遺症は今も大きいです。
 それに、そもそもこれらの根本原因は日本の大陸侵略にあったんじゃないですか? 植民地を保有しなくては国が立ち行かなくなるのは国内の矛盾のせい、対外戦争をやれば解決するものではないでしょう。だからこそ国内の改革が必要だと共産党は言ってきたんです。
 そのためにどれほどの人が虐殺されたでしょうか。
 A級戦犯や天皇が戦争を起こさなければ、戦場でも銃後でも皆死ぬことは無かった。靖国に祭られてない多くの犠牲者、戦争がなけりゃ靖国に祭られない代わりに平和に人生を送ったであろう人々、そして平和な社会実現のため死んでいった多くの活動家。
 貴方はこれらの人に向かって靖国参拝は正しいといえるだろうか?
 忘れていましたが何の罪もなく日本軍によって虐殺されたアジアの市民、国民に「不当な干渉」だといえるだろうか。
 靖国問題はこうした問題も含んでいるのです。
 では失礼。