立て続けの投稿で恐縮です。
私もおかげさまで、賞罰なしで党歴10年目をなんとか迎えることが出来ました。さて、表題の件ですが、共産主義者の人間性っていかにあるべきなんでしょうか? 私が党に入ってしばらくした頃、九州の某地区委員会が「手術で輸血の必要な主人(党員)のために協力してください」という婦人の緊急電話を「いま会議中ですから」という一言で断ってしまった事件以降、「人間味あふれる党活動を」(正しい名称は忘れましたが)というキャンペーンがありましたね。
民主主義には人間性の問題、言い替えればモラルの問題というのが否応なしに付きまとうと思いますが、みなさんの周りではいかがですか?
私が学生時代に何度かモラルの問題を個別的に党や民青の地区幹部へ訴えたところ、「党(同盟)は『完成された人間』の組織ではないから」という答えをそのたびもらいました。
でもこれって完全に「逃げ」ではありませんか?
「私怨」とかで済む問題ではなく、「共産主義者のモラル」の問題だと思います。そういう人間が「人類の本史」たる共産主義を生み出す活動をやってるというのはどうも納得いきません。
度肝を抜かれたのはある支部長の「あそこの党員は気が触れている。娘がそうだから親もそうなったんだ」という発言。さすがに「あなたはなにかの医師資格を持ってるのか? 持っていなければ同志にそのような暴言を、本人のいない場所で言うなんて言語道断。あなたにそれを言う資格はない」と抗議して、その場は謝罪したため収まったのですが、別の機会には「うちの後援会の会員は(借金を作ったり、生活態度がキチンとしてないなど)程度が低い」と発言し、「もうダメだ。この人」と諦めてしまいました。
地区委員に「キチンと指導するように」と抗議したところ「あの人は昔からああで、地区も持て余している。地区委員も降りてもらったから・・・」となんとも歯切れの悪い回答。
現在の職場でも私もやられたことがあり「○○人はいやだ」といわれ、露骨な差別発言、他にも私に向けてではないものの横行する陰口・嫌がらせ、果ては新入職員の女性が妊娠したことに対して詰め寄り、暗に堕胎(敢えてこの言葉を使います)を要求する人物がいたりと、まあ、「民主ってこの程度か」とガッカリしています。
こういう事例はどこでもあるようで私のパートナーが勤める民医連の病院でもこういう話を聴きます。
私はこういうモラルの問題を党として指導しないかぎり、共産党には政権を取ってもらいたくないですね。党は強く大きくなってしほしいですが。(逆説的にいえば党に多くの新しい人を迎えるということでこういう事態を打破できるとも思ってます)
救いなのはこれらを批判しても、命までは取られないということでしょうか。