たまに、このサイト見に来ますが、貴編集委員の方々の知的・論理的水準の高さには敬服いたします。小生も微力ながら、とにかくこの20年間党員を続けております。学生時代はまさしく、党活動第一で、あまり授業にも出ず、機関紙活動に追われる日々を過ごしていました。近年は、選挙の時に活動する程度の、ある意味では不真面目な党員です。
このような、私がおこがましいのですが、このようなホームページの存在が、はたして、わが国の民主的変革に功を奏するのか、疑念を禁じ得ません。みなさんは、まじめにわが国の民主的変革を切望されておられるのはよくわかりますが、組織論として、党員が公に中央の姿勢を批判するのは、おかしいのではないかと思います。
それが民主主義であると思うのであれば、それは、資本による労働者国民への支配、抑圧、搾取の無い社会が実現できた場合にのみ可能なのではないかと思います。わたしたちは、日々資本によるマスコミなどの国家イデオロギー装置、警察・公安などの国家暴力装置によって支配されているのです。とくに、現実の職場では職制に。
話を変えていうと、企業で自分の会社の批判を公にしていたら、即、首です。それは、資本間の熾烈な競争をしているからです。政党でも同じです。選挙だけでなく、日々現場では階級闘争をしているのです。闘っているのです。多分、みなさん方は日々闘う必要の無い、言いかえれば、国家により保護されている、大学関係者や法曹関係の方々かもしれませんが、それなら、このようなホームページではなく、堂々と中央委員会へ直接具申するとか、党内の会議で意見を出せばよいのではないかと思います。なにも、公にこのようなホームページでする必要がどの程度あるのでしょうか? 地べたをはいながら、日本の民主的変革のために活動している人たちの存在をもっと直視してみてください。
多分みなさん方には、単なる党中央盲従分子程度にしか思われないのかも知れませんが、そうやって、日本共産党への一票、一票が存在するのです。はっきり言います、日本の民主的変革にとってこのようなホームページの存在は「害悪」です。即刻閉鎖されることを切望いたします。