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ユリウスさんの意見に限らず、私の周りでも民間経営に勤める同志や支援者から「助成金をもらったら」という意見が出ます。しかし、これは断固阻止しなければなりません。
第1に助成金をもらったイタリアの党はどうだったでしょうか? 「助成金」導入時に議論されたように道義的レベルが下がります。
第2に「助成金」は公然たる国家による買収です。これに応じた時、「助成金」受け取りに好意的な人々は納得するでしょうが、全ての党支持者が納得するとは思えません。
第3に「助成金」を受け取ったからといって、カンパの要請額が減る保障は何らありません。(ましてや党本部建設のこの時期に)
私の場合、カンパは本当に出したいところに出しています。アムネスティでも労組でも平和委員会でも国民救援会でも本当に出したいと思った時に出しています。
うちの支部は無収入者が半分占めていますが、それでも、夏期・冬期、選挙と毎回数万単位の要請があります。正直な話、それをいかに「自主目標」という形で「値切る」かが支部長としての私の大きな任務の一つになっています。
今の機関を見て果して「この人を食わせて活動をさせてあげたい」という人がどれぐらいいるでしょうか? 私はいい活動をしてくれる人ならば、公務員並の待遇を保障するが本当だと思います。