「しんぶん赤旗」(以下「赤旗」と略す)2月7日付「学習・党活動のページ」で「2月12日付は通常どおり発行します」とありその理由として
「一部の新聞が休刊をとりやめ、発行することを決めたため、これに追随した各紙がつぎつぎと発行を決めています。」「国会論戦が大事な局面でもあり、内外情勢の真実と党の役割を広く知らせるため」とある。
一般紙が「休刊日」に発行するのは「『休刊日』は販売店・配達員を休ませるためのものだから、駅売りは行う」からである。赤旗は2月12日も宅配されるだろうから、発行する理由が違う。
どうして「『建国記念の日』は祝日と認めない」とストレートの書かないのか。
例年2月12日(「建国記念の日」の翌日)に一般紙と一緒に赤旗が休刊することについて、私は常に疑問に思っていた。それについて10年ほど前編集部(中央委員会だったか)に文書で問い合わせたところ、
「配送を一般紙と共同の地域があり、一般紙と一緒に休刊しなければならない」とのことだった。
それならば、
①配送を一般紙と共同する地域のみ12日付を翌日13日に一緒に 配達する。そのため11日付はテレビ欄は12日も掲載する。
②赤旗の2月の休刊日は別の月曜日に設定する。
とすれば良い。
赤旗読者に配られるカレンダーでは「天皇誕生日」「建国記念の日」だけ削られている。しかしそのほかにも「みどりの日」「海の日」(明治天皇が初めて出航した日)「文化の日」(明治天皇の誕生日)「勤労感謝の日」(戦前は「新嘗祭」)も削るべきではないか。
もし今年の2月12日に発行する理由が「学習・党活動版」で述べたとおりであり、来年からまた2月12日付を休刊するなら、「内親王誕生の賀詞に賛成」した事と同様、この党は天皇制に対する感覚に鈍感な党だと言わざるを得ない。