離党届の行方ですが、昔ある地区で離党報告書の束を見たことがあります。離党に至った経過やこれまでの話し合いの内容などが書きこまれてあり、添付資料として離党届がつけられていることがあります。その束は十数年前のものまで綴られてあったので、かなり長期間に渡って保存されるのでしょう。
離党の承認があった場合、正式に連絡を出すことはないでしょう。私が関係していた支部では、離党した時は本人との人間的な関係まではなくしたくないので、「離党の件はこの間の支部会議で承認されましたよ」などと個人的に伝えていました。
幹部氏の言うとおり、規約上は離党承認の連絡は必要ないと思います。後は、離党した人との人間関係をどうするのかという問題になってくると思います。
この間、事務所で「細胞活動の手引き」という古い本を見ていたら、本人の希望でどうしても離党する人が出たら、離党希望者に離党後も党への支持・協力と機関紙購読を訴えるようにといった表現が出てきました。
これが普通だと思うんですが、幹部氏の対応は離党者=落伍者、裏切り者、変節者という対応であり、真に大衆の党であれば、このような対応は誤りです。
入党も離党も本人意志が尊重されるというのであれば、「細胞活動の手引き」にかかれてあるような姿がいいと思うのですが。