投稿する トップページ ヘルプ

党員用討論欄

私の真意、専門家としての共産党員

2002/2/24 J.D.

 y.kさんの「議論するときには、お互いの立場と意見を尊重しながら行うことが議論を建設的に発展させる大前提です。」という見解には私も賛成です。その意味で、先の私の保坂さんに対する投稿は行き過ぎていました。
 しかし、私の真意を少し説明させてください。お気づきのように、私は保坂さんの言い回しを、多少誇張したものの、ほとんどそのまま用いました。そのことによって、「あなたのいっていることは、こんなひどいことなのですよ」ということを、保坂さんの主張はまさにさざ波の人格(?)を傷つけるような言動なのだということを、保坂さん自身に分かってもらいたかったのです。
 これは後から考えた言い訳などでは決してなく、明確に目的意識をもってやったことです。意味が分かってもらえるでしょうか。それならはじめからそう断っておけ、と言われるかもしれませんが、必ず親切な方が私に注意してくださると予想していましたので、その時に事情を説明しようと考えていました。
 あともう一点。「低水準」といったのは、あくまで私の考えている党員としての最低水準を基準にして、ということです。高いとか低いとかいうのはすべて相対的なものであることは分かっていただけると思います。私は共産党というのは専門家の集団であってしかるべきだと考えています。したがって、誤解をおそれずにいうと、共産党員というのは少数精鋭であるべきなのです。ここでも、「少数」というのは相対的なもので、大衆の数を基準にしていますから、大衆に比べて少数、という意味です。
 何の専門家か、ということを論じるためには、そもそも共産党の目的は何か、とか、歴史を振り返るとなぜ共産党がうまれてきたのか、とかいうお話に触れなければなりませんが、ここでは簡単に、大衆政治教育の専門家である、とだけ述べておきます。したがって、大衆政治教育が行えるだけの実力がないなら、共産党員としての資格はないのです。これは、病気の診断と治療ができるだけの実力がないなら、医者としての資格がないのと論理的に同一です。
 医者にしろ弁護士にしろ、どんな専門家でも、それなりの研修期間があって、それなりの実力を付けなければ専門家になれないのに、共産党員だけは申込書一枚でその資格が与えられるというのは、どう考えてもおかしいことです。