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党員用討論欄

理論水準の低下について

2002/3/14 新谷修三、40代、無職

 初めて投稿させていただきます。共産党員自身による、自由な討論の為のホームページが在るという事は、前から知っていました。ただ、ホームページのタイトルがわからなかったのです。今日、雑誌「世界」4月号に載っていた、石川真澄さんの「共産党は変わるか」という一文を読んで、この「さざ波通信」の事を知ったのです。
 前から言われているかもしれませんが、今の共産党は、昔に比べて、理論水準が低下していると思うのです。それは、「前衛」を読んでみたら、よくわかります。今の「前衛」は、理論誌といえる水準ではないとおもいます。「経済」の方が、理論誌というのにふさわしいでしょう。
 もうひとつ例をあげます。エンゲルスの「空想から科学へ」を、昔は、初級党学校の教科書として使われていましたね。それが、今では、中央党学校のテキストですよ。これでは、勤労者通信大学で勉強した方が、共産主義理論が体系的に身に付きますよ。皆さんは、どう思われますか。
 理論水準の低下の原因は、党内での自由な討論、自由な論争の場が失われていったためだと思うのです。党指導部の方針、見解とは異なる意見、少数意見、論争が公開されず、討論というものが、まったく行なわれてこなかった為だとおもうのです。むかし、党内に親ソ派、親中派がいた時の方が、皆、マルクス、エンゲルス、レーニンの著作を、よくよんだのではないでしょうか。
 以上、私のつまらな意見を述べさせていただきました。的外れな所がありましたら、お許しください。