「結局、貴方達の言ってることは、自分達が党内部で班で支部で、発言発表できない、その勇気のなさから来る物でしかない」という発言は、許すことができませんね。おそらく返事なんかもらえないと思いますが、あなたは、革命家にとって(分かりやすくいえば共産党員にとって)必要な勇気とはどのようなものだと考えているのですか。教えてもらいたいものです。
破壊的性格が明らかな政策を見逃さず、たとえ規律違反を犯してでもそれを阻止するために全力を尽くす、これが革命家にとって求められる勇気だと私は考えています。その意味で、「さざ波」編集部の方々は、尊敬に値する勇気を持っておられると思っていますし、ここに投稿されている同志の中には、同じような勇気の持ち主がおられると思っています。
党中央にメールを送るとか支部で議論するとかでは超えることのできない限界が存在しているのです。この限界は、やってみた人は簡単に実感できるものですし、やってみたことのない人には分からないものなのかもしれません。メールを送ったり支部で議論したりすることをやっていないと、本気で思っているのですか。
あなたは、「共産党は少数意見だからといって、無視なんてしません」というが、そんなことはない。事実があなたの主張が間違いであることを証明しています。どうも共産党員の一般的な傾向として、事実を知らなさすぎるというのがあるように思えます。不破哲三のくだらない本ばかり読んで喜んでいる、というのも、こんな傾向の一因だと思います。くだらない本で喜んでいる人は、事実と不破哲三の解釈とを混同しているのですが、これが一番の問題です。
「私の信じるこの党は、今だ発展途上にあり永久に発展途上し続けると思います。なぜなら、時代は常に移り変わり、(科学的社会主義)を掲げているこの党は、その時代と照らし合わせて、党の今あるべき姿を決定しなくてはならないからです。
そして、この(科学的社会主義)を唱えた、マルクス自身も生涯をその研究、発展に費やしたからです。」
むちゃくちゃな論理ですね。「発展途上し続ける」という言葉遣いも変ですが。そもそも、マルクスのつくりだした理論を日本共産党が正当に受け継いでいるともで思っているのですか。「私たちがしっかりとした目を養わなくてはいけない」とか「私達在っての党」とか主張されているのですから、あなた自身がマルクスやエンゲルス、それにレーニンの理論を学んでみなさい。しっかり学べば、それこそ日本共産党が掲げる「科学的社会主義」がそれらの理論から大きく後退していることが分かるでしょう。「しっかりとした目」をもたなければ、実は後退であるのに発展であるかのように勘違いしてしまうものです。かつてスターリンがどれほど絶賛されていたか御存知ですか。
「黙って、信じてついて行くなんて、私に言わせりゃ盲目でしかありません。貴方達には、目があり、耳があり、口があり、立派に首の上に頭が座ってるでは在りませんか!? フルに活用しなさいな。それは飾りじゃないはずです。」
何が言いたいのかサッパリ分かりません。「フルに活用」していない「貴方達」とは誰のことですか。ところで、あなたはどのように活用されているのですか。あなた自身が党の発展にどのように貢献されているのか、あるいは貢献しようとなさっているのか、是非教えてください。
議論もしない、マルクス・エンゲルスやレーニンの古典も読まない、挙げ句の果てに不破哲三の駄本を喜んで読んで、不破の解釈を事実として無批判的に受け入れる、こんなことで「しっかりとした目」が養えるはずがない。