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党員用討論欄

yoshi氏へ

2002/4/5 J.D.

 せっかく「さざ波」に投稿したのですから、あなた自身の考えをもう少し聞かせてください。私はあなたの問いに答えますから、あなたも責任回避をしないで、私の問いにしっかりと答えてほしいです。
 「貴方は何がしたいのですか?」ということですが、端的には共産主義社会を創出したいです。このことは何としてでも諦めるつもりはありません。そのためには日本共産党を改善しなければなりませんし、それが不可能な場合には新しい革命政党を創らなければなりません。そのために理論と実践によって、自分の実力を付けているところです。それだけです。私は日本共産党を破壊することが絶対的に悪いことだとは考えていません。すべては共産主義社会を創出するという究極の目標から判断すべきことです。日本共産党を改善する見込みがあるというなら、そしてそのために強い意志を持って努力されているというなら、どんな活動をされているのか教えてください、といっているのです。
 あなたは党を改善したい、より発展させたいと考えておられるのですよね。何のために、ですか。何のために党を改善・発展させる必要があるのですか。党の改善が自己目的=究極の目標、というわけではないでしょう。あなたのおっしゃる党が目指す「高い望み」とは何ですか。あなたのやっていることは、その「高い望み」を実現することにつながっているんだ、という理論的確信がありますか。私は「高い望み」と切り離した形で当面する問題を解決しても、何の意味もないと考えます。共産党員なら、少なくともすべてをプロレタリア革命(=政治革命)の観点から判断できるようでなければならないと考えています。
 「50年問題を今又起こしたいのでしょうか?」との問いには、まずあなたのいう「50年問題とは何か」を確認しなければ答えられません。50年問題とは何か、そこからどんな教訓を得たのか、あなた自身の言葉で説明してみてください。あるいはなぜ50年問題を今起こしてはならないのか、分派はなぜダメなのか、その理由をあなた自身の言葉で説明してみてください。あなたにも目があり、耳があり、口があり、立派に首の上に頭が座ってるのなら、不破哲三の受け売りではない、自分自身の言葉で説明できるでしょう。
 私があなたに一番反感をおぼえたのは、あなたが決めつけている点です。自分自身で決めつけるなといっておきながら、一番はじめに決めつけたのはあなたです。ここにはあなたがいうように「一つ一つ納得して、疑問を潰す。納得できないことに対しては、とことん話し合いを持ち、それでもおかしいと思ったら、問題を提起していく」といったことを実践してこられた方がたくさんおられます。そういった活動と同時に、批判的党員の交流として、「さざ波」に投稿しているのです。何もせずにここで文句だけを言っているのではない。
 あなたが本気で日本共産党を改善したいと願っているのなら、「さざ波通信」をはじめから読んで勉強することをおすすめします。「革命的理論なくして革命的実践なし」という名言がありますので、がむしゃらに実践すると同時に、あるいはそれ以前に、理論的な勉強をすることをおすすめします。