「50年問題、党の不幸な分裂、何よりも党の統一と団結を優先せねばならない」。これは、宮顕時代から言い古されてきた手垢にまみれた、錆付いた論理です。しかしこの論理が如何に党内の自由な論争を妨げ、党の理論的貧困化を招いたかは、宮顕時代後半(70年代後半~90年代前半)の党の低迷を振返っただけでも明らかであります。
こんな時代遅れの論理はきっぱり捨去るべきなのだ。私は「さざ波通信」常連投稿者で党に批判はしているが、今週末だって京都で選挙応援します。公然と批判しようと、行動で一致している限り「党の分裂」などありえないのです。「党を分裂、破壊しよう」という立場ではなく、「党をよくしよう」という立場から批判しているのです。