皆さんはじめまして。私は30年以上比較的まじめに日本共産党の活動をやってきました。(赤旗配達・集金・大衆運動も)
しかし、この1年ほどやる気がうせてしまっています。自分なりに自問もし悩んでもいます。(周りの友達、おかみさんも、みな党員です)
しかし、こと北朝鮮問題では、党の方針を受け入れることができないのです。
何故かというと、私はつい最近北朝鮮から帰ってきた(亡命)複数の在日朝鮮人の知り合い、何回も話をする機会がありました。
北朝鮮の実態について以前から関心があり、30数冊の右も左もノンポリの本も読みあさっておりました。
帰国された友人の話は、そのほとんどがこれらに合致し、事実だということをいやというほど知らされました。
やはり、一人の人間として、一共産党員としても、金日成・金正日体制は許せません。こんな政権が存在することのおぞましさを痛感しています。
一昔前、日本共産党は「万国の労働者団結せよ! 被抑圧民族団結せよ!」といっておりました。今北朝鮮の圧倒的多数の労働者・農民は一握りの独裁者のためにもがき苦しんでいます。
なぜ、そのことが見えないのでしょうか。拉致問題が明らかになるまで25年以上もかかりました。在日の帰国者・日本人妻は40年以上経っていいるのにほとんど何も変わっていません。今になって、知ったとはあまりに遅すぎます。これでは1人の日本人も守れはしません。北朝鮮の現実を曇りなく鋭く見つめる目があれば、もっと違った対応があったはずです。
今、拉致家族の会の周りには右翼の政治家、論客が取り巻くのを見て、本当に悲しい思いでいっぱいです。被害者家族らは、「藁おもすがる思い」で、話を聞きまた力を貸してくれる右翼勢力に近寄らざるをえなっかったと思います。左翼は彼らに耳を貸さなかったのですから。(ほんの一部の共産党員はおりますが)
今日の赤旗記事を読むにつれ、その白々しさを感じずにはおられません。共産党よ、もっと正義の立場に立ってほしい。もっと鋭く情勢を見てほしい。
こんなことを支部会議や上級に言うと100%相手にされませんし、おかしくなったと言われます。(それは卑怯だ! 会議で自分の意見を言えばいい、と言われてもやっぱり言っても無駄と思う)
こんな政治論議を自由に言えるし、論議が噛み合う党になれば本当にうれしいのだが………本当に悲しい