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党員用討論欄

Hegelさんの指摘について

2003/1/4 知(ちから)、40代、団体職員

 一般投稿Hegel12月21日「職場支部と心通わせて」のなかに、「20年の遅れを2ヶ月に取りもどそうとするすれば、破綻が起きる」という当然の指摘があります。
 が、現在の党の組織方針を見ると、時折、「がんばれば、一気に組織的な前進を果たすことができる」みたいな記述があるようにおもうのです。これでは、箱根駅伝で20位の走者に、「がんばれば、トップにでもなれるぞ」といっているようなものです。
 組織に、飛躍的な前進などないのです。特効薬もない。といって、「着実に、粘り強く」といっていても、意味がない。個別な、適切な対処方針のみが有効なのです。
 ではどうすれば良いのか。良い案がないのではないですか。組織方針を一般化しすぎるのだと思います。
 現場の苦労をしらないので、そのため、毎回、目標は定めるけれど、達成できない方針ばかりだす。達成したなくも、もともと、達成できない方針を提起しているのだから、だれも責任をとる必要もない。護送船団方針が、中央から蔓延しているのです。そういう指導者は、現場に下りてきて、一からやり直す以外にないのです。これからは、「これをやれば、一気に前進する」というような言い方は、やめてもらいたい。それが、無理を強いて、ひずみを生んで、破綻させてきた原因であるのです。ここは、一朝一夕にして、前進を果たすことは、困難という前提に立ったほうが、前線の共感を呼ぶ。共感のない方針には、まったく説得力がないということを踏まえていただきたいと思うのです。