カンパは、本来任意であるはずならば、「強制カンパ」という言葉は矛盾しているようであるが、かなり横行している。比較的高給取の職場で職場支部。たとえば、教員、看護婦、公務員など。選挙カンパなど一律三万と支部で決めてしまう。当然、影では、そんなことをするくらいなら、「政党助成金をもらえ」の愚痴がでる。
支部長が言った。「われわれは、地域とちがって、それほど労力を提供しているわけではないので、カンパで意思を示しましょう」と。すると一人の人がいった。「それは、あなたのことであって、私のことではない」。彼は、居住地での活動かんばっていたのですね。その支部では、露骨な一律カンパはなくなった。だって、みんな生活が大変なんです。