5.二世病
「共産党じいさん・ばあさん・ちょい二世」という川柳を赤旗に投稿したが、当然のこことして、没になってしまった。けれど、かなり実態を言っているとは思う。
2世に言わせれば、たまたま自分の親が共産党員であっただけというかもしれないが、しかし、環境が与える影響というものはあって、共通の特徴をもっている。それた、「従順」ということ。本質的に世の中に、疑念を持ったことがない種類の人間。
6・学歴病
親の世代がもっとも、子も望んだものが、学歴である。自分の苦労を子にさせない最大の保障は、良い学歴を与えてやろうとしたのて゜ある。その瞬間から、大変な保守的・体制的な人間に自分自身がなっていることに気付いていないままに。
共産党員の学歴偏重意識は、ひどいもので、そのうち、学習院出身の党員が、もてはやされる時代が来るかもしれない。
社会経験が問われる候補者に、経歴として、学歴を載せるのもおかしな話である。志位さんが、東大出であろうが、中学出であろうが、そんなことが、革命になんの問題になるというのか。
7.ぬるま湯病
今日と、明日も同じ日が来る。選挙も、勝ちもしなければ、負けもしない。共産党は躍進もしなければ、消滅もしない。笛吹けど踊らず、会議でまともに発言すると、へんな義務を負ってしまうので、まあ、程ほどにしましょうや。私の周りの党員はそんな人ばかりです。別にそれが悪いといって、問題意識をもっているわけではありません。みんな平均的な日本人であると思います。どっぷりとめるま湯につかっているだけで。ああ、お湯から出れば、寒いのです。