新谷氏(7/14)は、民青同盟の発展の阻害について、その原因が、拡大や選挙活動などの事柄のために学習がおろそかになっている、ということを述べられた。
これは衰退の要因に、私の考えていたこと(=相手側の要因)だけではなく、こちら側の要因があるということだと思う。
要するに、功利主義的な運動になっているということである。
功利主義的運動の問題は、戦後だけでなく戦前から存在していたと思う。
それを詳しく述べることは都合によってできない。
日本共産党は創立80年にもなるわけであるが、そういう意味では、まだ80年しか経っていないといえるであろう。
元不破委員長は2~3年前に次のような趣旨のことを述べられたことがあったと思う。
「…日本共産党を宣伝組織にしてはいけない…」
元不破委員長の言葉は、功利主義的運動を反省せよという意味ではないのか。
もしそうなら、新谷氏の指摘された問題は看過することは出来ない。