新人候補の給与のあり方など初めて知りました。
国会でも、「予算委員会」の討議が大切なように、あらゆる組織で一番必要な討議は、予算の執行に関することなのでしよう。
ところが、そこでの意見というのは、金にまつわることなので、論点が明確になるので、執行部は、ふれてほしくないし、参加者もそこに触れないことが、組織への恭順の意を表することになるので、発言しない。
共産党の場合も、党費を2倍の2パーセントにするということであっても、議論にすらならないのではないか。
しかし、繰り返すが、執行部が、一番おそれていることは、予算の執行にかかわるあり方の意見なのである。賃上げなど個々ではいえないから労働組合があり、その権利を奪っているから、代替措置としての人事院が制度化されているのに、予算執行にかかわる論議が保証されていない。
チラシ一枚にしても、われわれの金を使って刷られている。財界からの金ではないし、ましてや、党幹部のポケットマネーでもないのだから、金の流れは、党活動そのものにかかわる問題として討議されるべきだ。