党員が、おでんやらすいとん、甘酒をつくって、ウエイトレスして、お客さまをお迎えするのですが・・・今年は、来る選挙をめざして、候補者の記念講演もーー話だけはきかなくてはと、昨年と違って「純粋に」客としてでかけました。
会場の小学校前に自転車停めて・・威勢のいい和太鼓の音がーー元気がいいのはいいぞ! この不景気をいっときふきとばしてくれる感じ(錯覚)も大事ですね。
野島さん、地域のバス路線が、10ヶ月がかりでいよいよ開通。こうした地元の足を確保するのは、だいじですね。シルバーパスも生きながらえているのですから。
福祉の木村さん、テレビで「福祉の共産党」といわれて、よかったですね。公明党の化けの皮がはがれて喜ぶのも、仕方が無いですね。いままでが、あまりにもいじめられすぎましたから。
そしてかんの候補のお話、生い立ちからご家族のことまで、正統な共産党畑をあゆんでこられた方と、おみうけしました。戦争・イラクのことが、ようやく、でましたが「戦争がおこったら平和は守れないですから?・・共産党代表団が中東に行き平和外交をやり、イラクは査察強化を当然受け入れるべきで・・」まるで、緒方さんの言葉の物まねでした。 かんのさん、あなた個人としては、どう思っているのですか。それに、当選したら、何をーーに答えに詰まられましたが?? それで、政治をめざして、30数年ですか。
演説がたどたどしいのは、あなたが「民衆の声を自分のこととして考えていない」からではなくて、あなた自身に、うちからほとばしる怒りがないからではありませんか。それとも、自分の考えや感情を、党枠でセーブされているのでしょうか。長い党生活者の宿命でしょうか。
ーー今早急にやらねばならぬことは、イラク攻撃のための口実査察をストップ! 最も大量に最強にもっているアメリカとイスラエルの核査察をーー福祉切捨ても医療改悪もすべて、有事のための戦費調達です。だまされないようにしましょう。ーーと、桜ではなく、梅の一言を落書き版にかいて、会場をあとにしました。
ちなみに、参加者は昨年(200人)より減って、100人ぐらいでしょうか。半分のひとは? 亡くなられた方もいるでしょうし、外出する気もおきない人もいるかもしれない。そんな人たちは、もしかすると、隣近所の、超親切なひとたちに囲い込まれているかも・・・
昨年はあった小林多喜二の新聞切抜きの展示も、ありませんでした。新婦人の絵手紙も、お花ややさいや年賀のものばかり・・その横に、かんの候補のポスターにはさまれた、小林多喜二記念公演(5000円の入場料)のポスターが・・
選挙の前哨戦にしても、老人クラブの癒しにしても、いずれの視点からみても、超中途半端ーーな感じがしたのは、私だけだったのでしょうか。それとも、昨年の半分の方がそうおもったのでしょうか。
本当に何とかしないことには、どうにもならないのでは。
みなさん、相当にゆであがっていましたよ。
でも、今となっては、共産党ががんばるしかないのですよ。 時間もありません。共産党は、この辺で、もう一度、田中式を真剣にかんがえましょう。なりふりかまわず、戦争をとめるために政権をとることをかんがえましょう。この視点でしか、勝てないとおもいますよ。