知事選の候補者選定で、東京都委員会は、告示日までに、「革新都政を作る会」に候補者を選定せよ。さもなければ、われわれは、党公認候補を立てて、独自に選挙をたたかうという通告をなぜ、事前にしなかったのか。
そうなれば、選挙準備もあり、「会」が早めにギブ・アップ。単独公認候補擁立と流れたかもしれない。
また、それ以前に、それそれ゛の会が真剣にもっと考えただろう。なぜなら、石原氏と真正面から論戦を展開できる機会であり、やりがいのある仕事ではないのか。革新統一の候補者がいなかったなどとは、考えられない。党単独では、民医連も全労連も推薦候補として、たたかえないではないか。その責任は誰がとるのか。
一方、神奈川県である。JPCウオッチでは、桜坂さんが推薦する中村敦夫氏が、なぜに、その候補にふさわしいかで論議になっているのに、われわれは、一向になぜ、吉村氏なのか、わからない。70人候補者がいたというが、そのなかで、大黒柱の日本共産党神奈川県委員会は、なんと主張したのか。神奈川得意の軽さである。
今日、別件で県委員会へ電話したついでに、「共産党は、推薦決議をもう、あげたのですか」と聞いたら、3回電話を回された。このでも示されるように、なんという関心のなさなのであることか。都委員会勤務で、いま、「共産党の態度は」聞かれて、こたえられなかったら、ちょっと、困ると思うが、神奈川県委員会の緊張感のなさといったら、かくのごとしなのである。そして、この県委員会は、自身のホームページすら開設していないのである。これで下部組織が動くわけがないだろうに。