党幹部の遊説がはじまった。
ところが、ぜんぜん聴衆がいない。事前の場所取りでは、党幹部がくることすら、宣伝していない。演説が終わって党幹部が握手しようとしたら、誰ーれも、近寄らない。
どこが中央集権制だ。そんなことのかけらもない。スターはスターとして、あつかってこそ、もりあがるし,値打ちもあるのだ。
なんという気概、熱気のない取り組みとなってしまったことか。
党幹部をなんと考えているのか。解党主義とはこのことだ。「せっかく応援にきたのに、選挙もみんな負けてしまえ」と思って、その地を後にしたに違いない。