日比谷野音は満杯、日比谷公園を無数のイラク戦争NOの人並みが埋め尽くした。組織動員なしで4万人。日本の平和運動でも近年では珍しい。目に付いたのは若者、外国人、パフォーマンスの多彩さ。組織動員と思わしき教組などは組合の登り旗だけで何も意思表示なし。今の日本の大衆運動の状況がわかる。「動員」なら共産党系だけで、この何倍も集まる。しかし、制服姿の高校生や宗教人、手作りののぼり旗、プラカードの数は思想、人種、年代、宗教を越えた意思表示である。口だけの「革新統一」「無党派との共同」などの甘言はいらない。謀略宗教団体だけを相手にしている隙に戦争は始まってしまう。もっと反戦を!