4月17日付けの「赤旗」に、「全都活動者会議での志位委員長の報告」という記事が載っていました。
その中に、「知事を選ぶ首長選挙と、議員を選ぶ党は選挙は、性格が違う別個のたたかい」という小見出しが有りました。つまり、都知事選挙と同時に、大田区と文京区で、都議会議員の補選・再選挙が行なわれたわけですが、この時、都議候補が得た得票数は、都知事候補の若林さんが得た得票数よりも、2倍~3倍多かったのです。
それを指して、志位は「知事を選ぶ首長選挙と、議員を選ぶ党派選挙は、まったく性格の違う、別個のたたかいであるということです。」、「首長を選ぶ知事選というのは固有の政治力学が働きます。」と述べています。
確かに、その通りなのです。しかし、皆さん、思い出してください。不破議長は、その性格の違いを無視して、議員選挙で共産党候補者の得た得票数と、都知事選で共産党が推薦した無所属の候補が得た得票数だけを取り上げ、それらを単純に比較して、都知事選では、党公認で立候補する方が、無所属で立候補するよりも、得票数が多くなると主張していた事を。
都知事選挙の結果は、不破議長の主張が、全くの詭弁であり、他の党派や団体と統一候補の擁立する努力をしなかった言い訳である事を、事実で証明したのではないでしょうか?不破議長は、この責任を取って、辞任するべきでしょう。