体調を崩した母の見舞いに帰省していたときのこと。
我が家を訪問した市議会議員:「小集会があるのですが、来ませんか?」
母:「いま体調がすぐれないのでちょっと・・・」
市議会議員:「じゃ、さようなら」
おいおい、フツーなら「どうしたのですか」とか「大丈夫ですか」とかあるだろ?また「何かお手伝いできることはありませんか」くらい言ってもバチは当たらないよ。
どうも彼だけじゃなく、共産党の地方議員の人間性(あるいは常識)の欠如が気になってならない。人は新聞を押し付けたり、動員の頭数にするモノではないのにね。
もはや「共産党」あるいは「革新」ということばに人々が新鮮さも期待もしなくなった現在、天下国家を論ずるより(論ずる能力もあやしいが)、ひとりひとりの議員が地域でどういう運動をするかが重要になってきているんじゃないか。
今回の統一地方選挙の敗北は、足元を見ず、上しか見ない議員が多くなったことと、そうしたヒラメ族ばかり議員候補してきた中央の官僚の責任だと思う。
本当に地域と住民に目線を合わせ、活動する議員が出てきてもらいたいものだ。そうした議員の多くは共産党でなく、無党派の議員にしか見られないのが残念でならない。
ちなみに私の実家を訪問した議員は「見事に」落選し、市議会で共産党はひとり会派に後退しました。