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党員用討論欄

なかなか面白い

2003/6/22 鮎、50代、労働者

 知り合いにこのHPを聞いて初めて来てみました。
 なかなか面白いですね。党批判が多いですが、こんなところでしか(失礼)なかなかいえないのでしょうね。もっとも言う場も与えられていませんが。 ずっと読ませて戴いて、感じたことを述べさせてください。
 みなさん、幹部や中央への批判はしっかりなさっていらっしゃる。
 でも、ご自分のまわりの方々への批判はほとんどないか、それほど熱心ではないようにお見受けします。
 なぜか、書いたのが誰か分かるから? 個々の党員の活動の誤りや日和見は、幹部や地区委員会・中央の指導力のなさや指導が悪いから?
 いえいえ、そうは思っていらっしゃらないでしょう。
 こんな風に思っていませんか「みんな自分の置かれた立場や力量の中で一生懸命やっている。」
 近くで見ているとそれがよく分かるんですよね。
 で、遠く・離れたところは見えにくいものです。
 足元も見えにくいですが。
 今の時代、共産主義・社会主義運動はとても困難な時期だと思います。
 国民の大多数が「自分は貧乏ではない、中流だ。」と思っている中で革命を訴えるのですから。
 壮大な実験と言われた「レーニンのロシア革命」も、本当に実験に終わってしまいましたし、社会主義国の中でまともな国は、ベトナムくらいなもので、いまにも灯が消えてしまいそうなこの時代。
 腐朽しつつある資本主義、はとても元気で何時になったら最後の一押しで倒れるのでしょうね。
 前衛党の役割ってなんでしょう。共産党・社会主義を押しつけることでしょうか。
 今、1億総中流意識の人たちは、今以上の幸せ・自由・喜びを望んでいないのでしょうか。
 総論で言えば、そう今のままで良いと言うでしょう。
 しかし、もうちょっと収入があったら、もっと休暇がとりやすかったら、もっと好きな仕事に変わりたいが、職場が楽しくない等々の細々した深刻でない不満は誰でも持っているものです。
 それらの問題を真に、原因から、社会から、誰もが、解消する道筋をはっきりと指し示せるのは、前衛党だけであることに確信を持っていますか。 革命は目的ではありません、手段に過ぎないのです。
 構造改革で、計画経済で、SDRで、慈善で、ユートピア思想では実現できないことは歴史が示しています。
 またこれまでの社会主義運動のあり方では簡単にひっくり返されてしまうことも示されました。
 新しい運動の進め方が求められています。
 このHPにそんな建設的な討論の場を期待してはいけないでしょうか。