私は長壁さんの意見に同感です。
党内にはいろんな階層、生い立ち、考え方、の違う老若男女(といっても若い層は少なくなっていますが)がいます。
私は現在は地域でやっていますが、それこそ元やくざから92歳の女性までいます。綱領を初めて読んだ人から、討議をすると「ゴータ綱領批判」の解説をえんえんと始める人までさまざまです。
それでも、皆そのことに文句を言わず、自分の考えを自由に述べる事が出来る会議にしています。判らなかったら「わからない」と言い、出来ないことは「出来ない」と言います。
会議で決めたことは、各々の能力、条件、に応じて実践しています。「拡大は絶対いや」「電話かけは苦手」という人も沢山います。基礎組織として決めたことを遂行すればいいのであって、一人が決めたこと全てをやるのは、それこそ無理があります。
全員が意見を述べる、決めたことは全員でやる、押しつけは絶対しない、そもそも「自発的意志にもとずいて、自覚的規律で結ばれた」集団に押しつけは必要がないのです。
私は日本共産党こそが自由に意見を述べられる一番の集団だと思っています。
長壁さんのマスコミについての意見に少し異論があります。
マスコミの第一線で活躍している人がいくら正論を書いても、表に出るときはそのマスコミの意見として出るわけですから、いつの場合でも基本的には「体制擁護」になってしまいます。
あまり、マスコミに期待しないほうがいいと思います。
「筆坂問題」は党の幹部政策の問題としては問題ですが、それこそこの種の問題は他にも少なくありません。
今は、「戦争をしない国」から「戦争をする国」に持っていこうと言うたくらみを阻止することが焦眉の課題だと考えています。