国民生活の危機下で行われる今回総選挙。だのに「国民生活優先」の我党は大敗予想。この原因は何処にあるのか?
4年前の選挙後「単独選挙で行われる都知事選は特別な取組が必要」と総括しながら、今回無党派の候補者を擁立できずに都委員長に立候補押付け。そのくせ自らは街頭にも立たず、結果はファシスト石原の独走を許す最悪の惨敗。6中総では、選挙総括報告は志位に任せた上、自らの責任の問われる都知事選の総括はせず。
こんな出鱈目な党首では、党員支持者が燃える筈がないのだ。90年代後半の「共産党以外野党なし」時代に批判票を集めて獲得した議席を、2000年代に入って喪失した最大責任が党首にあるのはいうまでもない。
党首が自らの進退を懸けてこそ全党は燃上がるのだ。TVスポットやポスターも、「不破、志位が私達はこの選挙に進退を懸けますと宣言する」のにすれば、一番安上がりで効果的である。
無論それでも敗北するようなら、「次期党大会で全党に自らの進退を問わねばならない」のはいうまでもない。