さざ波通信編集部S.Tさま
綱領改定案に対する批判論文、拝読いたしました。まったく同感です。これだけ丁寧に検討を加えられた労力に心から敬意を表します。党中央はここで提示されている論点のおそらく十分の一さえ回答することができないでしょう。
それにしても、いつのまに共産党の中でこれほどの知的頽廃が進んでしまったのでしょうか。決して党中央盲従でない人でさえ、「正論をただいうのは簡単だ。現実に影響を及ぼせるように柔軟に考えなければならない」といってはばかりません。天皇、自衛隊、帝国主義等々「正論」にこだわりたい私は非常に孤独感を感じています。「思想建設」とは一体何だったのでしょうか。
そうした中、S.Tさんの論文には強く勇気づけられました。やはり愚直にがんばり続けなければなりません。そのことの確信を深めました。ありがとうございます。今後も期待しています。