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党員用討論欄

480万票の死票が横たわる惨敗

2003/11/12 山下拓郎、40代、失業者

●衆議院9議席は、67年の5議席、69年の14議席の中間という大敗北。歴史は30年前に逆戻りした。小選挙区制度の大きな弊害が出た結果だが。党幹部は、歴史的大惨敗を素直に認め反省し、敗因を他者に求めるのではなく自らの責任を感じ取って欲しい。商業新聞では、今回の票を参議院選に当てはめると、共産党は15議席から3議席へ転落。また衆議院比例定数を80削減されると4議席しか取れなくなる。もはやミニ政党として国会等での存在そのもの、政党の存在意義にもかかわる事になる。国民に説明する時間が足りなかった、などと志位委員長は言っているが説明する時間があっても同じ結果だったろう。
●相も変わらず、小選挙区300議席のほとんどに泡沫候補を立てて死票の屍を作っているようでは駄目だ。重点候補を決めて戦うのが当然。東京、京都、大坂など大都市に一人か二人を立てる。周辺地域からも、党員、後援会を動員して選挙を戦う事が出来る。前々回の都議選では、全 国から組織を上げて戦い26議席を獲得できた。党費の無駄使いを止められるし、小学校の学級新聞並と各党のポスターを比較して言われているようにセンスのなさも広告代理店へ頼みながらイメージも良くする。
●根本的な責任を高齢化した党員や、組織の体制ばかりに押しつけて次回頑張ろうでは、もうコアな支持者以外に投票を獲得することは困難になる。幹部は大惨敗を「解党的出直し」で党員支持者に訴えるべきであり、従来型の総括では何も前進しないし、国民の胸を打つような言葉を放つべき。