この度の選挙の途中から、「財界の陰謀論」が出始めた。雇用・年金ならまだしも「マニュフェスト」「2大政党」「政権選択」までもが「財界の陰謀」によって行われていると中央委員会からのゲキが飛んだ。
なぜ「財界の陰謀」が選挙途中になって現れたのか? 2年前に仕組まれたのならなぜ今になって「公表」し始めたのか? 疑問がとまらない。
ひとつの答えに、執行部の選挙敗北の「言い訳」が用意されていただけではないだろうか。私は「財界の陰謀」の存否に関わらず、「政権選択」を問う選挙であったなら、堂々と「民主連合政府」の軸を打ち立てるべきだったと思う。