言うまでも無いことですが、1000人乗り電車1本作るより50人乗りバス20両を作る
方が企業は儲かり、それより乗用車1000台作る方がもっと儲かるのです。「クルマ社
会」は企業の要請で作られたのです。
山川さんが都市に住んでいるのか田舎なのか存じませんが、私は中核市とは言え「市
役所より隣町の役場の方が近い」所に住んでいるので、公共交通の不便さを感じてい
ます。「バスが無いので外で酒が飲めない」のです。
免許を持たない子供、障害者は悲惨です。コンビニで売ってないものは「家族に連れ
て行ってもらう」しか用を足せないのです。最寄の高校なのに原付で通学したり下宿
する友達もいました。
私も連休ドライブを楽しみました。高速を100km/hで飛ばすのは気持ちが良かった。
しかし片側2車線の隣の鉄道は単線非電化なのです。なにかおかしい。
車にかかる社会的費用は1台6000万円とも言われています。税金で公共交通を発展
させることも必要ですが、自動車税を大幅に引き上げて「余程の事が無い限り車を持た
ないようにする事も必要ではないでしょうか?
少なくとも通勤・通学・日常の買い物は公共交通で間に合う世の中の方がよっぽど住
みやすいと思います。
とは言え、多くの人は「車を買わされている」ではなく「車を買えて幸せ」と感じて
いるので、共産党が「自動車税を大幅に引き上げて公共交通の発展に使う。」と言っ
たら始めは反発を食らうでしょうが、私は心を鬼にして訴えるべきだと思います。