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党員用討論欄

一般投稿覧有島実篤さん、ヨタローさんへ

2003/11/30 KM生、30代、公務員

 貴方方のご投稿拝見しました。私なりに反論します。
1)「日本共産党内に言論の自由」があれば、そもそも党員支持者は「さざ波通信」など必要としません。「何故かくも沢山の党員支持者が本欄にアクセス投稿するのか」??「要するに日本共産党内に言論の自由がない」からです。もし嘘だと思われるなら、「ちくま文庫=川上徹著=査問」をご一読されればよいでしょう。「60年代から70年代初頭までの日本共産党と青年学生運動の躍進を支えた民青幹部達」が、「家族から切離されて何日もに渡って党本部に軟禁された」様子が赤裸々に描かれています。無論その結果は、「今回の総選挙惨敗に至るまでの無様な30年来一貫した青年学生運動衰退」であったことはいうまでもありませんが。
2)「新党結成」は貴方がいうほど簡単ではありませんよ。「やる気さえあればできるもの」ではありません。今回の「選挙目当ての民主自由野合」のようなものなら、「単なる議員政党」で終わりです。(一過性でない)持続性のある「大衆運動と議会活動の両立ある党」を目指すなら、「活動資金の確保」が必要です。これまで日本共産党除名組で新党結成した「資金を自前で用意しようとした」(構造改革派)、「外国党に頼ろうとした」(いわゆる対外盲従分子)の何れもが失敗して「取るに足りない泡沫政党」に転落しています。
3)以上より「日本共産党を離党して新しい勢力を目指す」としても、せいぜい個人レベルでしか実現しないでしょう。因みに「党からは党員支持者を裏切った」と罵られながらも、地方議員で「日本共産党離党→無所属」となって、成功していらっしゃる方はおられます。岐阜県議→岐阜市議の松尾孝和氏などはその典型でしょう。氏は、「文化大革命時日本共産党離党除名後も、多年に渡って無所属議員として長良川河口堰反対運動をリードして」来られました。私は「氏を全面的に支持するものではないが、その業績を高く評価する」ものであります。
4)ホームレスの例。正に我党議員の「代行主義」を象徴するような、「口先だけの同情」の典型ですね。議員本人の資質の問題もさることながら、「常に議員に対して、党勢拡大の道具としてしか指導してこなかった(先に触れた、組織維持擁護とも密接に関連しますが)党機関」の失政のつけですね。これでは、「日本共産党はいくらいいことを言っても実現する力がないよ」と、有権者にそっぽを向かれるのは当然でしょう。「組織維持擁護の為に党勢拡大が自己目的化され、闘争はその手段と化してしまう」この倒錯。これでは、「全ては行政の貧困。我党が増えれば行政をよくします」式の「代行主義」になってしまうのはやむを得ませんね。